南馬宿村で人気の旅館、脂婆太に宿泊しよう

限界集落の南馬宿村にも旅館は存在する。一番人気の有る旅館は脂婆太(しばた)だ。脂婆太が一番人気な理由は一つ、南馬宿村唯一の旅館だからだ。

脂婆太に宿泊した者は地獄を味わうことになるが、南馬宿村の宿泊施設がここしか無いので旅人は嫌でも地獄を味わうことになる。因みに南馬宿村では野宿という選択は死を意味する。野獣はもちろん、村内で気が狂ってしまった輩が夜は野放しになっているので軍人ですら野宿で朝を迎えることは難しいとされているのだ。

旅館”脂婆太”に宿泊すると常識ではありえないサプライズが待っているだろ。

脂婆太の女中さんの年齢は70歳~90歳位。決して広い旅館ではないが、58人の女中が住み込みで働いている。脂婆太に訪れて最初に驚くのは高齢の女中らが色気づいていることだ。口には紅を塗り、際どい服装で出迎えてくる。旅館に入ると地獄は早速始まる。まずは女中の挨拶のキス。

南馬宿村で人気の旅館、脂婆太に宿泊しよう

旅館内の雰囲気は最悪だ。赤やピンク色の照明、どこにいても女中がジロジロと見てくる。

食事は部屋まで運んでくれるのだが、座布団に座って食事をしていたら高齢の女中が膝の上に飛び乗り口移しで食べさせようとしてくる。これを拒むのには相当なパワーがいるので、食事が終わった頃には腕の筋肉がプルプル震える程疲労が蓄積していることだろう。

風呂は樽風呂。この時は女中に邪魔されずにゆっくりできると思ったら大間違い。湯船に使っていたら7~8人の女中が一糸まとわぬ姿で押し寄せ全員が無理やり樽風呂に入ってくるのだ。ぎゅうぎゅう詰めで呼吸すら苦しい状態に陥る。あまりの窮屈さに耐え切れなくなっても客人や女中が樽風呂から出ようにもぎゅうぎゅう詰め過ぎて身動きできないのだ。この時刻は15分位続くのだが、やがて女中の身体が水を吸って膨れ上がり、樽がバラバラに壊れてようやく脱出できるようになる。体力の無い客人ならそのまま窒息死することもあるようだが、ここは限界集落、脂婆太での事故死の情報は村の外に出ることはない。

食事も風呂も終わってようやくゆっくりできると思ったら大間違いだった。住み込みで働いている割には部屋が与えられていない女中らは、客の布団で寝るシステムなのだ。ここから先は恐ろしすぎて書くことができない。

このように、南馬宿村で宿泊するなら旅館”脂婆太”しか選択肢が無い。南馬宿村は観光に力を入れたいと言っているのだが旅館が脂婆太しか無いので観光産業が伸びる可能性はゼロと言える。

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