ゆるキャラで大失敗した田見形村

限界集落の田見形村は、日本各地でゆるキャラによる観光や特産品のPRに成功した情報を入手した。

「我が村もゆるキャラを生み出し地域経済の活性化を促進し、人口増加をするべきだ!」

村長の意見に反対するものはいなかった。

田見形村にはデザイナーが1人もいないが、村の掲示板に落書きをして30日の拷問にかけられた友樹が汚名返上を果たすべく抜擢された。

友樹は役場の物置に3週間閉じこもり、ゆるキャラを完成させた。
キャラの名前は田見形君。村人たちは田見形君のキャラデザインを見て、

「これがゆるキャラってやつだべかー」
「最近の若い衆はこういうのが好ぎなのがー」

こう関心しながら田見形君を見て納得した。

しかし、ゆるキャラグランプリにエントリーするも、書類選考で落選。過去に書類選考での落選はなかったのだが、今回の田見形君だけにはそれが適用されてしまったそうだ。

この事実を知った村人たちは友樹を村八分にした。その翌日友樹の家は火災で全焼、友樹も全身に火傷を負い死亡した。

 

ゆるキャラで大失敗した田見形村

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