平日の公道を支配する最強の自動車、プロボックス

平日の道路は一般乗用車、社用車・作業車が入り乱れ、混沌としている。

混雑する通りは車が右へ左へと進路変更が活発で、運転に慣れていないドライバーは目眩を発症するほど殺伐としている。

速い車と言えば、イタリアやドイツの高級外車を思い浮かべるかもしれないが、平日の一般道では高級外車の性能の高さは渋滞によりスポイルされてしまうのだ。

ある街の朝8時30分、赤信号が青になった瞬間、凄まじくエンジンをうならせながら猛烈ダッシュする、トヨタ自動車のプロボックス

プロボックスは恐らく95%以上が社用車だろう。

平日の公道を支配する最強の自動車、プロボックス

社用車=自分の車ではない、つまり乱暴に扱われる可能性が高い車種なのだ。

ブレーキパッドがガンガン減ろうが、急発進急ブレーキを繰り返す運転で燃費が悪くなろうが関係なし。

プロボックスのドライバーはベテランドライバーが多く、多彩な技で一般ドライバーを翻弄する。

・右に行くと見せかけ左に行く、あるいはその逆
・それでいて右に行くと見せかけて本当に右に行くときもある
・時速70km位までは2速のまま
・加賀繍や京縫いの職人も驚く、絹を縫うような進路変更
・制限速度の倍の速度で走らないとホーンの嵐
・入ってこないと見せかけ急な割り込み
・プロボックスの前に割り込もうとウィンカーを出した瞬間車間距離10cm
・止まるときは常にフルブレーキで、ブレーキ中は常時ABSが作動
・赤信号でも反対側の信号が青になるまで止まらない
・信号待ちではニュートラルで5000回転、青になったらそのままDレンジで急発進

だいたい初級から中級レベルでこんな感じだ。

上級者になると、さらに恐ろしい技を繰り出す。

・洗浄液噴射
ウォッシャー液のノズルを改造し、前後左右の邪魔な車に洗剤をぶっかけ、視界を妨げる

・ハイビーム網膜症
改造した超強力なハイビームで邪魔な車のドライバーの目潰し

・赤帯
常にフルアクセルでエンジン回転は常時レッドゾーン

・酸性雨
歩行者に向かって硫酸であるバッテリー液を噴射

・チンチントロトロ
タイヤを高速で空転させ摩擦熱でとろけるチーズのように溶かし、それを回りの車や人にぶっかける

・スリーピング
公園の木の下でエアコンをフル稼働で爆睡

・3秒無法地帯
3秒間であれば、違反をしても問題無いと勝手な思い込み。3秒であれば逆走、進入禁止道路の走行はセーフ

公道最速・最強はプロボックス

これらはほんの一例に過ぎない。とにかくやりたい放題なのだ。

ただし、彼らに弱点が無いわけではない。

昼寝をしているプロボックスを見たら、こっそり車両に近づいて携帯電話の着信音を鳴らして欲しい。

すると、音を聞いた瞬間、凄まじい勢いで倒していたシートを起こし、アクセルペダルべた踏みで急発進、サーセンサーセンと叫びながらエンジンフル回転ですっ飛んで行くはずだ。

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